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応援歌

学生歌  第一応援歌  第二応援歌  第三応援歌  緑旗はためく  紫紺の旗今ぞ
天は東北  荒城の月  
松島の大漁唄い込み


旧制第二高等学校校歌「天は東北」

  作詞 土井 晩翠
  作曲 楠見 恩三郎

 一、
 天は東北山高く 水清き郷七州の
 光教えの因るところ 庭のあしたの玲瓏の
 露に塵なし踏みわくる われ人生の朝ぼらけ

 二、
 花より花に蜜を吸ふ 蜂のいそしみわが励み
 不断の渇きとめがたき 知識の泉掬みとらむ
 湧き立つ血潮青春の 力山をも抜くべきを

 三、
 思千里の青雲の 高き理想を身の生命
 「時」の大海岸の砂 絶えぬ進歩の跡のこせ
 夕陽の西に沈むとき 今日は空との憾なく

 四、
 孤灯のもとに襟ただす 夜半の窓の影ひとつ
 天地寂たるただ中に 泣きても慕うよよのあと
 倣はざらめや千歳の 光ほまれの不朽の名

 五、
 彼と等しく受けし種 咲きてわが世の花たらば
 薔薇とにほえ蘭麝の香 土またさらばかんばしう
 第二高等学校の 名に伴はん常久の栄